今回は、青森県教員採用試験の二次試験に行われる小論文に関する内容を紹介します。
この記事でわかること
- 青森県教員採用試験 小論文の概要
- 青森県教員採用試験 小論文の評価基準
- 青森県教員採用試験 小論文テーマ(過去問)
「小論文の傾向が知りたい」「過去のテーマがほしい」という方は参考にしてください。
その他、青森県教員採用試験の内容は次の記事でまとめています。
青森県教員採用試験 小論文の概要
小論文は、自分の考えや主張を述べ、その背景・根拠を論理的に説明する文章形式の試験です。
筆記試験(一般教養や専門教科)では判断できない、論理的思考力や読解力、人間性などを総合的に測ることができます。
概要は次のとおり。
試験時間 | 50分 |
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文字数 | 600字以上~800字以内 |
形式 | 縦書き |
配点 | 60点 |
評価の観点 | ・内容 ・表現 ・字数 |
文字数は700字前後書けるように練習しておくとGoodです!
青森県教員採用試験 小論文の評価基準
小論文は、次の観点をもとに60点満点で評価します。
内容 | ①出題の意図を的確に捉え、自分の考え方を明確に述べているか。 ②出題の意図を自分なりに咀嚼し、具体的に述べているか。 ③創造的に考え、主体的に述べているか。 ④教育に対する情熱や意欲、人間的な豊かさや感性を伝えているか。 |
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表現 | ①文章構成の工夫がなされ、論旨に一貫性があるか。 ②効果的な表現の仕方を工夫しているか。 ③文字の丁寧さ、誤字や脱字、送り仮名、句読点、主語と述語の関係、段落の分け方、文体が適切であるか。 |
字数 | 600字以上800字以内でまとめているか。 |
なお、このような観点は素人がどんなに頑張っても判断できません。
知識のある人に見せて評価(添削)してもらいましょう。
オススメの添削サービスは次の記事で紹介しています。
青森県教員採用試験 小論文テーマ(過去問)
ここでは、青森県教員採用試験の小論文テーマ(過去問)を紹介します。
過去の出題テーマを参考に特徴や傾向をつかんでみましょう。
全校種同じテーマです!
令和5年度(2022年実施)
本県がめざす教員像の一つに、「児童生徒が生きていく未来社会を見据え、教育課題に挑戦し続ける教員」があります。このことについて、あなたはどのように取り組んでいくか、自身がこれまで培ってきたことに触れながら具体的に述べなさい。
令和4年度(2021年実施)
教師には、高度専門職としての高い知識や技能、指導力が求められます。このことについて、あなたはどのように取り組んでいくか、自身がこれまで培ってきたことに触れながら具体的に述べなさい。
令和3年度(2020年実施)
本県の目指す教師像の一つに、「豊かな人間性や社会性をもち、多様な他者と関わることができる教員」があります。この教師像に向かって、あなたはどのように取り組んでいくか、自身がこれまで培ってきたことに触れながら具体的に述べなさい。
令和2年度(2019年実施)
教員として大切な資質の一つに、「人間力」があげられます。教員として、自身の「人間力」の向上にどのように取り組むか、目指す教員像に触れながら具体的に述べなさい。
平成31年度(2018年実施)
現代のグローバル社会においては、郷土に対する愛着と誇りを涵養する教育の推進が求められています。このことに教員としてどのように取り組むか、その背景にも触れながら、具体的に述べなさい。
小論文の書き方(対策方法)は次の記事で詳しく解説します。