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教員採用試験は大学何年生から勉強する?学年別の対策方法を解説

教員採用試験の勉強法(大学生向け)

教職を目指している大学生です。いつから勉強を始めるべきでしょうか?学年別にやることを教えてほしいです。

こんな疑問を解決します。

本記事は【学年別】大学生の勉強方法というテーマで話をしていきます。

結論からいうと、本格的に勉強を始めるのは大学3年生からでOK

現在(これから)大学生の方で、勉強方法に悩んでいる方は必見です。

本記事の詳細はこちら

【教員採用試験】大学生はいつから勉強すべきか

結論は、大学3年生からでOKです。もう少し具体的にいうなら、夏休みに入ったぐらいですね。

もちろん、早く始めてもいいけど…それよりも、人生経験をたくさん積んだ方が合格に近づきますよ。

これまでの経験が重要

教員採用試験に受かる人は、一定の学力があり、人間的魅力がある人です。

学力は頑張ったその日から上げることはできます。でも、人間性は簡単に上がりません。

なので、たくさんの時間を使い、いろんな経験を積むことが大事なんですよね。

大学1年、2年のときは人生で1番時間があるといっても過言じゃないので、この時間を勉強だけに充てるのは損です。

試験内容が変わる可能性

教員の人気低迷が話題になっているのは知っていますよね。

実際に教員採用試験の倍率はこの10年間で5.4倍→3.1倍まで下がり続けています

そこで多くの自治体は、教員の人材確保として試験内容を変更しているのです。

なので、早めに受験勉強を始めても試験内容が変わってしまうと…。

モチベーション維持

教員採用試験は、筆記対策、面接対策、論文対策…やることが多いシンドイ試験です。

実際、合格を目指して勉強を始める人は多いですが、途中で挫折する人も相当多いです。100人いて30〜50人ぐらい、半分はいなくなります。

モチベーションを長期間保ちながら筆記対策も面接対策もする必要があるため、相当な覚悟が求められます。

想像してみてください、周囲が遊んでいる中で自分だけ勉強漬けの毎日、飲み会や合コンの誘いをシャットアウトしながら勉強に集中して高いパフォーマンスを維持しなければならないのです。

同じ志をもつ仲間を集めたり、合格後の姿を想像したりしてモチベーション維持を図ることが大事!

福永

続いて、学年別にやるべきことを紹介します。

【教員採用試験】大学1年生でやるべき勉強

大学に入学したら、すぐに教採対策を始めるんだ!

その意識は素晴らしいです。でも、はやく勉強を始めたからといって最終合格できるわけではありません。

なぜなら、筆記試験だけ点数が取れても合格できないからです。

そのため、大学1年生から教員採用試験の勉強をするなら下記2点を推奨します。

  1. 人生経験を積む
  2. 大学受験の復習をする

人生経験を積む

教員採用試験は面接試験が超重要!

なので、たくさんの経験を積んで自分磨きをしましょう。

  • 部活動・サークル
  • 資格試験に挑戦
  • アルバイト
  • ボランティア
  • 海外留学

学年が上がるにつれて行動に制限がかかってきます。なので、時間のあるうちにできることをやってください。

ぶっちゃけ、教員採用試験の勉強は1年ぐらいあれば何とでもなります。

でも、人生経験はちょっとやったくらいじゃ身にならないですよね。

これまでの復習

どうしても、勉強したいなら、目指す科目(専門)の勉強をしましょう。

  • 平均点が高い
  • 配点が高い

専門科目は、こういった特徴があるからです。

専門科目は時代が変わっても、やるべき内容に大きな変化はないので早めに勉強してもOK。

専門科目で満点が取れると有利なので、はやめに手をつけておくといいですよ。

教員採用試験の専門対策は以下の記事でも詳しくまとめています。

【教員採用試験】大学2年生でやるべき勉強

本試験まで2年切ったし、そろそろ勉強しようかな…。

大学2年生から勉強を始める人も、素晴らしいと思いますよ。

でも、1年生と同じで今はたくさんの経験を積んでおきましょう

そして、自己分析を初めていけばOK。

自己分析をはじめる

  • 教員になりたい理由
  • あなたの強み
  • 志望する自治体の情報

こういった情報は面接の幹となる部分です。早めに考えておければ、3年生になってから勉強に集中することができますよ。

自己分析を深めるには経験が必要なので、多くの体験をしてください。

専門科目の基礎を見直す

志望教科の過去問を解いてみましょう。

40点も取れない人は、基礎知識がインプットされていない状態です。なので、基礎から見直していきましょう。

教員採用試験の専門対策は以下の記事でも詳しくまとめています。

教育原理で教職の基礎を学ぶ

教職教養科目に「教育原理」があります。

  • 教養試験
  • 論文
  • 面接

多くの試験で必要とされる知識でして、早めに対策をしておく必要があります。

ガッツリ勉強する必要はないので、全体の流れを把握するつもりで勉強してみてください。

教員採用試験の教職教養は以下の記事でも詳しくまとめています。

【教員採用試験】大学3年生でやるべき勉強

いよいよ来年が試験だ。そろそろ本気出そうかな…。

大学3年生から本腰を入れて勉強を始める人は多いです。

遅くないので、焦らずやっていきましょう。

  • 過去問分析
  • 専門試験対策
  • 面接対策

順番にみていきましょう。

過去問分析

志望する自治体の出題傾向を把握しましょう。

勉強する科目を知るためです。

  • 試験科目
  • 問題レベル
  • 出題範囲

教員採用試験の問題は、自治体によって出る科目も、出題範囲も違うんですよね。

なので、出題傾向を知らずに勉強すると時間の無駄になってしまうので注意が必要。

教員採用試験の過去問を入手する方法は以下の記事を参考にしてください。

テキストを準備する

教員採用試験のテキストは種類が豊富です。

  • 参考書
  • 問題集
  • 過去問

テキストによって特徴があるので、科目や問題特性を意識して適切な書籍を使うことが大事。

書いて覚えるのが得意なのに、文章形式の参考書を使う

理解が必要な科目なのに、一問一答の問題集を使う

同じ問題は出ないのに、志望自治体の過去問ばかり使う

こういった間違ったテキストを使ってしまえば、時間だけかかってしまい点数が取れないパターンに陥りますよ。

なお、教員採用試験の参考書は以下の記事で解説しています。

面接練習も並行して行う

近年の教員採用試験は人物試験(面接)が重要です。

そのため、ガチって筆記試験に全力投球しても合格できません。

たとえば、兵庫県教員採用試験の合格基準をみると…。

兵庫県教員採用試験の合格基準
令和5年度実施要綱より

このように一次試験の結果(筆記試験の点数)は最終合否に影響しないのです。つまり、筆記試験で満点をとっても、面接の評価が悪いと合格できないんですね。

なので、面接対策も早めにやっておくべきです。

教員採用試験の面接対策は以下の記事を参考にしてください。

【教員採用試験】大学4年生でやるべき勉強

気づいたら本試験まで3ヶ月ぐらいしかないんだけど…今からでも間に合うの?

低倍率な自治体や教科ならワンチャンいけますが、かなり厳しいです。

大学4年生から最終合格を勝ち取るには、要領よくやることがポイント。

極限まで出題範囲を絞る

  • 出題数の多い科目
  • 頻出分野

志望先の過去問を分析して、これらを洗い出しましょう。

最短で合格点を取るには、無駄を最小限にする必要があるからです。

詳しくは「教員採用試験の過去問はどこでダウンロードできる?最初に使う理由も解説」を参考にしてください。

過去問題集で科目別・分野別に勉強する

必要な科目がわかったら、過去問題集を使って勉強していきましょう。

参考書はいらないので、ひたすら出ている問題を覚えてください。

使うべき過去問題集は「【2023年版】教員採用試験でオススメの参考書や過去問題集を徹底解説」で紹介しています。

面接対策も並行してする

勉強の合間を見て、面接対策もやっておきましょう。

時間のかかる自己分析を早めに終わらせることがポイントです。

手を抜くこともできますが、面接で不利になるので、しっかりやるべき。

なお、具体的な教員採用試験の勉強スケジュールは以下の記事で解説しています。

【学年別】教員採用試験 大学生の勉強方法まとめ

本記事では、大学生の学年別勉強方法をまとめていました。

早めに対策をしても、ダラけるので経験を多く積んでください。

最近の教員採用試験は受験者確保に必死で、ちょいちょい試験内容を変更しています。

なので、はやめに対策するメリットがあまりないんですよね。

とはいえ、専門科目が大事、面接重視という傾向は変わりません。そこを意識して対策していきましょう!

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