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佐賀県教員採用試験の面接対策!質問内容や攻略のコツを徹底解説

佐賀県教員採用試験の面接質問対策 (1)

佐賀県教員採用試験の二次試験で行われる個人面接。

「自己PRや志望動機を聞かれる試験でしょ?」となんとなく内容をイメージできるけど、実際に”何を質問されるのか“気になるのではないでしょうか。

結論からお話すると、佐賀県教員採用試験の個人面接では、「教員を目指した理由は何ですか?」みたいなベタな質問・・・・・から、『模擬授業後の展開を教えてください。』といった、教員採用試験ならではの質問・・・・・・・・・・・・・まで幅広く聞かれています。

本記事では、佐賀県教員採用試験の個人面接に関する下記の内容を紹介します。

この記事でわかること
  • 佐賀県教員採用試験の面接質問(過去問)
  • 佐賀県教員採用試験の面接傾向
  • 佐賀県教員採用試験の面接対策

「個人面接で聞かれる質問が知りたい」「個人面接の内容が知りたい」「個人面接の対策を始めたい」という方は必見です!

早いうちに自己分析や志望動機の整理を行い、個人面接を攻略できるように準備を始めましょう。

なお、教採ギルドでは、他にも全自治体の面接質問を集約・配信しています。気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。

本記事の詳細はこちら

佐賀県教員採用試験 面接の質問一覧

実際に佐賀県教員採用試験を受験してきた方々(様々な校種・教科)から集めた質問内容を抜粋してまとめています。

自分なりの回答を準備しつつ対策をはじめましょう!

福永

その辺に落ちているような出典元が不明なものではなく、僕自身のツイッターやサイトで募集し提供してもらったリアルな情報を集約しています!

個人面接Ⅰの質問内容

  • 緊張していますか。
  • 志望動機を言ってください。
  • 佐賀県を志望した理由は何ですか。
  • 教師はいつから目指していますか。
  • 教師を目指したきっかけは何ですか。
  • 教師に向いていると思うところはどこですか。
  • 教師になるうえで不足していると思うところはありますか。
  • なぜその校種(教科)を志望するのですか。
  • 自己PRしてください。
  • 30秒で自己紹介してください。

個人面接Ⅱの質問内容

模擬授業のテーマ

小学校詩を味わおう
中学校国語俳句 「俳句の読み方、味わい方」「俳句五句」
社会価格の働きと経済
数学平方根
理科太陽系のすがた
英語Stevie Wonder-The Power of Music
音楽「ボレロ」
美術やさしさのデザイン
保健体育保健・医療機関の利用
技術エネルギー変換に関する技術「エネルギー変換の実際」
家庭幼児の体の発達
高校国語「雑説」韓愈(『昌黎先生文集』)
日本史織田信長の統一事業
世界史秦の統一について
地理村落の機能と形態
数学対数関数を含む不等式
物理熱容量と比熱
化学原子の相対質量と原子量
生物タンパク質の合成
英語Take a Shot or Not
音楽「白鳥の湖」
美術生物を空想して表す
保健体育働くことと健康
家庭高齢者を支える
農業光合成のしくみと物質の生産
工業静摩擦と摩擦角
商業売掛金
福祉知的障害のある人とのコミュニケ―ションの方法と実際
養護教諭喫煙と健康
栄養教諭家庭科「食事の役割と栄養のバランスを考えよう」
特別支援小学部生活単元学習「修学旅行に行こう」
中学部生活単元学習「新入生歓迎会をしよう」
高等部作業学習「販売会に向けて製品作りをがんばろう」

口頭試問の質問

  • 模擬授業をしてみてどうでしたか。
  • 模擬授業後の展開を教えてください。
  • 子供への声がけはどうする予定でしたか。
  • この授業は1時間でどこまでやる予定ですか。
  • この授業でICTを活用するならどこにしますか。
  • この授業でどのような力を身につけさせたいですか。
  • 子供をどのように評価しますか。
  • 模擬授業で気を付けたことはどこですか。

面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を準備する」ことです。今までの経験を思い返して、自信を持って答えられるように準備を始めましょう。

なお、ここには掲載しきれなかった問題や返答に困る質問への回答例は下記記事で公開しています。

佐賀県教員採用試験 面接の傾向

佐賀県教員採用試験の面接は二次選考で行われます。

試験時間1回目:25分
2回目:30分
面接官3人
内容個人面接、模擬授業
(コンピテンシー評価型)
配点200点満点
令和5年度の情報

面接試験とは、志望動機や自己アピールなどを問うことで、あなたが佐賀県の教師として相応ふさわしいかどうかを評価・判断する人物試験のことです。

1人2回の面接を実施

佐賀県では、一人2回の個人面接が行われます。

  • 1回目:主に人物面(自己PRや志望動機)に関する事項
  • 2回目:模擬授業、教員としての資質・能力等に関する事項

試験時間は1回目25分、2回目30分です。

模擬授業を実施

2回目の面接(個人面接Ⅱ)では、冒頭に10分間の模擬授業を行います。

模擬授業後は、通常通りの面接を20分行い終了。

福永

試験前にテーマが発表されるので構想します(30分前)。

形式はコンピテンシー評価型

佐賀県では、かなり前から「コンピテンシー評価型面接」を実施しています。知識として知っている方も多いと思いますが、この面接形式は、結果や成果にとどまらず、その達成までのプロセスに着目し、受験者の行動特性を評価することを目的としています

たとえば「アルバイトは家庭教師をしていた」という回答に対して、以下のような追質問がされることがあります。

  • なぜ家庭教師をしようと思ったのですか?
  • どんな子どもたちを教えていたのですか?
  • 苦労(工夫)した点はありましたか?

このように、これまでの経験や体験について掘り下げる面接形式であるため、しっかりと準備しておく必要があるのです。

しかし、コンピテンシー評価型面接はタネさえわかっていれば恐れることはありません。時間をかけて対策すべき質問パターンはたった3つしかないので、早めにポイントを押さえて準備を始めましょう。

詳しいパターン(問われ方)は以下の記事を参考にしてください。

佐賀県教員採用試験 面接対策のポイント

佐賀県教員採用試験の面接を攻略する方法を3ステップで紹介します。

  1. 求める教師像を理解する
  2. 自己分析を進める
  3. 模擬面接で実践練習

求める教師像を把握する

佐賀県教育委員会が、どんな人物を求めているのか知っていますか?

面接は採用者側(佐賀県)が求める教師像と、あなたの人物像がどれだけマッチしているかを確認するために行われています。ここにズレが生じると不合格が確定してしまうので、必ず求める教師像をきちんと把握してから対策してください。

佐賀県が求める教師像は以下のとおりです。

  1. 豊かな人間性
  2. 実践的な指導力
  3. 粘り強く取り組むたくましさ
福永

「このような人物が欲しい!」という教育委員会からのメッセージです。今までの経験や体験からアピールできるような内容を準備しましょう。

その他、以下の資料にも目を通しておくといいでしょう。

自己分析をする

続いて、自分自身をきちんと理解(自己分析)しましょう。自己分析ができていないと、面接官を納得させられる話をできないからです。

多くの方は自分という人間について深く理解し、売り込む経験をしたことなんてないですよね。

なので、自己分析をきちんと行って話す内容を考えておかなければ、面接では絶対に上手くアピールすることはできないのです。

コツは求める教師像を自分なりに解釈して、一つずつエピソードを考えること。そうすれば、自分の芯と佐賀県が求める人物像とがマッチングしてくるので、話に厚みが出てきますよ。

過去の質問内容などを使いながら、面接で話す内容(自己PRや志望動機)を作るところから始めていきましょう。

模擬面接で実践練習

最後は、模擬面接を受けて実践力を鍛えましょう。

  • 本番特有の緊張感
  • 回答に困る深掘りポイント
  • 客観的な評価

1人で面接練習をしていては気が付かない部分がたくさん発見できるからです。

このような観点は一人では判断(評価)できないですよね。なので、最低でも3回は客観的な評価をもらえるような環境で練習してください。

練習相手は友達や家族でもいいですが、できるだけ経験者(予備校やその道のプロ)にみてもらうといいでしょう。

なお、面接対策を始める時期やコツは以下の記事で詳しく解説しています。

佐賀県教員採用試験 面接も過去問分析が大事

今回は、佐賀県教員採用試験の個人面接を徹底解説しました。

個人面接は筆記試験と違い、どのような対策をすれば良いのかが分かりにくく、努力がそのまま結果に繋がらない不透明な試験です。

そのために対策を後回しにしてしまい、不合格になる人が後を絶ちません。

しかし、面接対策も筆記試験の勉強とやることはほとんど同じです。

過去問分析を行い”どのような傾向(聞かれる質問の種類)があるのか“を知り、そしてベストな回答を用意すること。

実際の面接試験で質問に対して即答できる受験者は、ほとんどいません。どの合格者も時間をかけて回答を練っています。自己分析や志望動機を考えることも重要ですが、結局は「事前に回答を用意する」ことになるので、それなら最初に過去問を使って回答を考えていった方が効率的です。

そして、第三者にきちんと伝わるかどうか、話し方や表情、態度などを確認しながら練習を続けることで、面接対策は考えているよりも簡単に行えますよ。

まずは過去問を使いながら、自分なりの回答を考えてみましょう。

過去の質問や回答例は下記記事で詳しくまとめています。ぜひ活用してください。

今回は以上です。

その他、佐賀県教員採用試験の内容や対策はこちらの記事で解説しています。

本記事の詳細はこちら