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福島県教員採用試験の小論文とは?過去問テーマや対策のポイントを解説

福島県教員採用試験の小論文対策

福島県教員採用試験の小論文はどんな出題テーマが出ているの?文字数や試験時間なども知りたいです!

このような悩みを解決します。

本記事の内容
  • 小論文試験の概要
  • 小論文試験の過去問テーマ
  • 小論文試験対策のコツ

小論文対策を始めるときに一番知りたい情報が「過去問テーマ」ですよね。

本記事では、福島県教員採用試験の小論文について過去問5年分をまとめました。試験概要(文字数や評価基準)や対策方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

本記事の詳細はこちら

福島県教員採用試験 小論文の概要

福島県教員採用試験の小論文は、自分の考えや主張を論理的に説明する文章形式の試験です。

筆記試験(教職教養や専門教科)では判断できない、論理的思考力や読解力、人間性などを総合的に測ることを目的としています。

小論文試験の概要は、以下のとおりです。

実施二次試験
試験時間45分
※特別支援学校は50分
文字数800以内
※高校、特別支援学校は900字
評価基準・主題や課題の理解
・論述の仕方や視点
・構成や表現力
配点50点満点
令和5年度のデータ
福永

続いて、実際に出題されたテーマを紹介します。

福島県教員採用試験 小論文の過去問テーマ

ここでは、福島県教員採用試験の小論文の過去問テーマをまとめています。

令和5年度(2022年実施)

小学校学習指導要領(平成29年3月告示)では、教科等横断的な視点に立って育成すべき資質・能力の一つに言語能力を挙げています。さらに、この言語能力の育成を図るため、各学校において必要な言語環境を整えるとともに、国語科を要としつつ各教科等の特質に応じて、児童の言語活動を充実することが示されています。あなたは、小学校教員として、言語活動の充実に向けて、どのような取組をしていきますか。あなたの考えを800字程度で具体的に述べなさい。

令和4年度(2021年実施)

学力向上を支える基盤づくりのひとつとして、家庭学習の質的向上があげられます。あなたは、小学校教員として、このことをどう受け止め、家庭学習の質的向上を図るために、どのような取組をしていきますか。あなたの考えを800字程度で具体的に述べなさい。

令和3年度(2020年実施)

令和2年度から全面実施となった小学校学習指導要領(平成29年3月告示)では、第3・4学年で「外国語活動」、第5・6学年で「外国語科」が新設され、外国語で多様な人々とコミュニケーションを図る基礎的な力の育成が求められています。あなたは、このことをどう受け止め、「外国語活動」や「外国語科」の授業を行う上で、どのような取組をしていきますか。あなたの考えを800字程度で具体的に述べなさい。

令和2年度(2019年実施)

平成31年度全国学力・学習状況調査の福島県の結果を見ると、「習得・活用及び探究の学習過程を見通した指導改善や工夫が見られる学校の割合」が大きく減少するなど、授業改善をさらに進める必要があります。あなたは、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、授業の中でどのような取組をしていきますか。あなたの考えを800字程度で述べなさい。

平成31年度(2018年実施)

「生徒指導リーフ『絆づくり』と『居場所づくり』Leaf.2(文部科学省 国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター)」の中には、『居場所づくり』とは、児童生徒が安心できる、自己存在感や充実感を感じられる場所をつくりだすことであり、教職員がそうした場所づくりを進めることの大切さが書かれています。あなたは、学級担任として、どのような具体策を講じながら『居場所づくり』に取り組んでいきますか。あなたの考えを800字程度で述べなさい。

過去問を解いたら答え合わせしましょう!

論文を書きっぱなしにしていませんか?それだと、問題を解くだけで答え合わせしていないのと同じですよ。論文上達のコツは添削を受けること!

オススメの添削方法を【教員採用試験の小論文】オススメの添削方法は?添削が必要な理由で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

福島県教員採用試験 小論文対策のコツ

ここでは、福島県教員採用試験の小論文対策を始めるときのコツを紹介します。

今の実力を確認する

自分では文章が書けると思っていても、意外に書けなかったり、書けた(気になった)としても課題に対してまったく十分な解答になっていなかったりすることはよくあります。

なので、とりあえず予備校の模試などを受けてみて、今の論文力を把握してから、対策する時期の判断をしてみましょう。

そこできちんと書けているようであれば、月に1枚~2枚の論文を書くだけでも対策になります。逆にまったく書けないなら基礎からやる必要がありますよね。

なお、模擬試験については【比較】教員採用試験のオススメ模試は?日程や金額、受けるべき理由でまとめています。

本番3ヵ月前には対策を始める

小論文対策はやることが多いです。

  • 課題把握力(読解力)
  • 文章構成力
  • 表現力
  • 語彙力
  • 教職関連の知識

これらの力は短期間で身につくものではありません。語彙力や教職の知識くらいなら1ヶ月でも何とかなりますが、他の力を短期間で身につけるのは厳しいです。

STEP
論文の書き方を勉強する
STEP
実際に書いてみる
STEP
添削を受けて、弱点を知る
STEP
何度か繰り返す(最低でも3回)

こういった順番で勉強することになるので、やはり最低でも3ヶ月は必要だと思って学習スケジュールを組んでみてください。

詳しい対策方法は【模範解答例あり】教員採用試験の小論文とは?書けない理由や対策方法でも解説しています。

客観的な評価をもらう

正解不正解がわからないまま小論文対策を続けても成績は伸びないので、書いた答案は必ず添削してもらいましょう。

小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いんですよね…。論文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことです。

効率よく小論文対策をするなら「添削でフィードバックをもらう」ことが大事です。

福永

予備校を使うのもありだし、大学生なら教職課や教職センター、講師なら校長先生を頼ってみてください。

周りに頼れる人がない方は【教員採用試験の小論文】オススメの添削方法は?添削が必要な理由も解説でオススメの添削サービスを紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

福島県教員採用試験 小論文で落ちないように準備しよう

今回は、福島県教員採用試験の小論文について、過去の出題テーマをまとめていました。

過去問を眺めるだけでは、小論文を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、添削を受けることで徐々に上達します。

小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。論文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことなので気をつけてください。

小論文が原因で不合格にならにように、早めに準備を始めていきましょう。

本記事の詳細はこちら