- 教員採用試験の日程がかぶる理由
- 教員採用試験の日程がかぶると変更はできるのか
- 教員採用試験の日程がかぶって辞退するとバレるのか
教員採用試験は日程が都道府県によって異なるので、いくつかの自治体を受験(=併願)できます。
一つの自治体に絞るよりも複数を受験したほうが精神的にもいいので、併願をする受験者は増えています。
そこで気になるのが「試験日が重なったとき」ではないでしょうか?
とくに一次試験はある程度わかっているので、重なることを避けられますが問題は二次試験。体感で5人に1人ぐらいは重なっている気がします。
そこで実際に試験日が重なってしまう理由から対象法まで詳しく解説していきます。
教員採用試験の日程がかぶる3つの理由
日程がかぶる理由は次の3つです。
- 併願している
- 民間企業の選考を受けている
- 大学の行事(ゼミ合宿など)
1つずつ解説します。
理由①:面接の日が重なる
試験日がかぶる一つ目の理由は、面接日がバッティングすること。
教員採用試験は都道府県・政令市ごとに選考を行っています。
そのため、ある程度の試験日は決まっていますが、日程がズレていれば複数の都道府県・政令市を受験する(=併願)できるんですね。
併願するときは一次試験の日程だけに目がいきがちですが、注意しなければいけないのは二次試験(面接)の日程です。なぜなら、二次試験(面接)の日程は固定日ではなく複数ある日程の中から指定される場合が多いからです。
せっかく一次試験に合格しても二次試験日が重なってしまうことはよくあります。ですので、もしも日程が重なってしまった場合はどちらかの試験は諦めましょう。
受験者の都合で試験日を変更することはできないからです。
僕も何度か自治体に問い合わせをしてみたのですが、「無理です」の一点張りでした。解決策としては、二次試験の日程までしっかり把握して併願先を選ぶこと。
》教員採用試験の併願はこちらの記事で解説しています。
理由②:民間企業の選考と重なる
二つ目の理由は、民間企業の選考と重なること。
民間企業の選考も受けている人に起こるケースです。教員採用試験の場合とは異なり、民間企業の場合、融通が利く可能性があります。
ですので、日程の重なりが判明したら即、電話で確認を取りましょう!
電話で、どうしても選考を受けたい熱意をアピールしてください。
- 即電話したこと」
- 「どうしても受けたい」
この2つを伝えることで、無理な日程変更も通ることがあります。
理由③:大学のゼミと重なる
大学のゼミやイベントと重なることも理由の一つです。
この場合は簡単です。学校に連絡してください。
状況が状況なだけに、公欠を認めてくれるはずです。
これも民間企業と同じで、即対応がポイント!
教授によっては、話にならないこともあるため教務課などに駆け込むのも1つですよ。
教員採用試験や公務員試験と重なった場合は諦めるしかありませんが、他のケースだと臨機応変に対応してもらえることはよくあります。
即行動!がポイントなので日程が分かった段階で行動してください。
教員採用試験の日程が重なって辞退は悪影響?
結論をいえば、試験を辞退しても今後に影響はありません。
なぜなら実際に受かっているからです。しかし、辞退する場合は必ず事前に連絡を入れることがマナー。
筆記試験の辞退は連絡なしでも影響しない
指示がある場合を除き、何もする必要はありません。自治体によっては2次試験を辞退する場合は事前に連絡するように指示があることはあります。
しかし、正直、辞退者の管理に人員を割くことができない事情があるので、指示がない場合は当日行かなければいいです。
まぁ、社会人として、人間として連絡することはマナーでありますが・・・。
つまり、指示がない場合はどっちでもいいということです。
面接を無断キャンセルしても影響しない、でも・・・。
試験を無断欠席しても、今後の採用に関係はありません。
理由は、寝坊や病欠で無断欠席した人が翌年の試験で合格しているのを何人も見てきたからです。
無断欠席って悪質ですよね。
採用側からすると、そういった常識のない人間を教員にするわけにはいかないと思うので即刻ブラックリスト入りさせると思います。
でも、翌年の試験では何事もなかったかのように採用されている事実に反しますよね。
もちろん、面接では昨年合格できなかった理由などを聞かれていましたが、正当な理由を話すことができれば十分合格できるということです。
欠席した情報はバレる?
結論、欠席した事実は伝わりません。なぜなら、個人情報だからです。
その自治体に記録(欠席・辞退・不合格など)は数年残りますが、それが他自治体に出回ることはありえません。
なので、翌年に違う自治体を受けたとしても無断キャンセルした事実は伝わりません。