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教員採用試験の併願とは?メリットとデメリットを解説【日程を活用!】

教員採用試験の日程併願
  • 教員採用試験の併願って何?
  • 教員採用試験の併願するメリットは?
  • 教員採用試験の併願するデメリットはないの?

このような悩みを解決できる記事を書きました。

この記事では、教員採用試験で「併願するメリットとデメリット」をまとめています。

実は、教員採用試験は日程が違っていれば、いくつも試験を受けることができます

記事を読むことで「併願の有無やメリット」などを知ることができますよ。

ぜひ、併願を活用して合格の可能性を広げてみましょう。

教員採用試験の日程(全国一覧)はこちらの記事でまとめています。

本記事の詳細はこちら

教員採用試験の併願受験とは?

併願受験とは、複数の自治体を受験することを指します

教員採用試験は都道府県・政令市ごとに選考を行っているため、試験日程が違っていれば、複数受験ができます。最近の教員採用試験は低倍率の傾向にありますが、自治体によっては10倍を超えることも。

そのような倍率が高い自治体を受験するよりも、倍率が低い自治体を受験したほうが合格はしやすいですよね。

複数の自治体を受験(併願)することは、もはや「常識」といってもいいでしょう。

近隣県は併願が難しい

教員採用試験はブロックごとに試験を実施する傾向があるため、それを外せば試験日程の重なりは少なくなります。

例えば東京都と千葉県は同じブロックなので併願はできませんが、東京都と大阪府は別日程なので併願が可能です。例年、6月下旬から毎週のように実施される教員採用試験ですが、受験料は無料。

もし複数免許を持っていれば、東京都の小学校と大阪府の中学社会みたいな併願もできるわけですね。

教員採用試験で併願をする3つのメリット

併願するメリットは次の3つです。

  1. 学習意欲の向上
  2. 合格のチャンスを広げられる
  3. 教育時事(トレンド)の確認

メリット①:安心感が得られる

試験が1回だけって、精神的につらいですよね。

本番のプレッシャーや体調などで、万が一ってこともあります。

  • 「1回しかチャンスがない」
  • 「複数回チャンスがある」

この2つでは、明らかに安心感が違ってきます。併願することで、第1志望を安心して受けることができるようになりますよ。

メリット②:場慣れできる

スポーツ大会やコンクールに参加した経験はありますか?

練習では、出来ていたのに、試合ではダメだったことがあるはずです。

試合では、緊張や不安があるため、練習通りいかないことはありますよ。

勉強も同じことが言えます。

  • 「落ちたらどうしよう」
  • 「わからない問題がたくさん出たらどうしよう」

緊張や不安で、凡ミスすることはあります。

これは試験に慣れていないから起きてしまう現象です。

いきなり本試験を受験するより、その前に試験を経験することで失敗のリスクを減らすことができますよ!

メリット③:教育時事(トレンド)の確認

その年の動き(トレンド)を知ることは重要です。

例えば、下記のトレンド。

  • 令和3年度「学習指導要領の改訂」
  • 令和4年度「第三次教育振興基本計画」
  • 令和5年度「令和の日本型学校教育」
  • 令和6年度「改訂生徒指導提要」

多くの試験で出題が確認されていますよ!

併願先で出た問題と似たものが、本命に出ることはあります。このようなメリットがあるので、都合が合えばどんどん併願を活用していきましょう!

教員採用試験で併願するデメリット3つ

併願するメリットは大きいですがデメリットもあります。

併願をするデメリットは次の3つ。

  1. お金がかかる
  2. 自信喪失の可能性
  3. 対策の手間がかかる

順に解説します。

デメリット①:お金がかかる

宿泊費、交通費がかかります。

受験料は、基本無料なので必要ありませんが、旅費が必要です。併願はエリアを超えないとできないため、交通費や宿泊費は必須!

都内の人が、大阪を受験すると交通費だけで3万は飛びますよね。

金銭的な問題がデメリットとしていえます。

デメリット②:自信喪失の可能性

上手くできれば天国、失敗すれば今後に影響大です。

今までやってきたことを発揮するわけですから、点数が取れないと自信を失います。

結果的に、本番まで焦ってしまい共倒れ・・・。なんてことにならないようにしましょう。

メンタルが弱い人は注意が必要です。

デメリット③:対策の手間がかかる

例えば、東京都の試験内容を見ると、筆記試験は「教職教養」と「専門教養」です。

一般教養の出題はありません。

全国の自治体を探すと、同じように一般教養の出題がない自治体は「岩手県」や「岐阜県」「広島県・広島市」などが候補にあがります。

逆に愛知県や兵庫県などを併願先にすると、一般教養の出題が圧倒的に高いため対応できません。

併願をするときは、日程の確認に加えて、試験内容も確認するようにしましょう。

教員採用試験は併願をうまく使って合格しよう

併願をうまく使えば、合格チャンスを増やすことも可能です。

例えば沖縄県や高知県など5倍を超える自治体がある一方で、2倍を切りそうな自治体も増えつつあります。

そういった自治体を受験すれば合格できる可能性は高まりますよね。

教員になることが第1目標だと思うので、ぜひ、併願をうまく使って合格の可能性を広げていきましょう。

また、併願をすることで試験日程がかぶる可能性がでてきます。その場合の対象法はこちらの記事で解説しているので参考にしてください。

都道府県別の試験日程

本記事の詳細はこちら